2006年02月08日

冷や酒は冷やした酒ではない!

居酒屋で、「冷やで」と注文して出てきたのが、キンキンに冷えた酒だったりする。
これは店員さんが冷やと冷酒の違いがわかっていないケースで、客もそれを納得していたりする。

その逆もある。客が「冷やで」とおっしゃるからそうしたら「冷えていない!」と文句を言われたという料飲店さんもいます。

そもそも冷蔵庫はお酒の場合、冷やして飲むためというよりも、品質を保ち熟成の速度を管理するためにあります。

とはいえ、確かに生酒やにごり酒は冷えていたほうが美味しいし、大吟醸などは「冷やしてお飲みください」などと、よく裏ラベルに書いてあります。

本当に冷蔵庫サマサマなのだが、冷やとは冷蔵庫のなかった時代の言葉です。


温めたお酒をお燗と呼び、そうでないものを冷やと呼んでいました。
つまりは、ほぼ室温のことだが、冷たくなく、熱くないこのお酒が意外とおいしいんです。
皮肉なことに冷蔵庫の普及で、冷やを飲むことがけっこう難しくなっています。

居酒屋で本当に冷やで出てくると「ちゃんと管理しているのか?厨房のすみにほうっておいたのではないかと」などと疑わしくなってきますから厄介です。

冷やとは本来「無燗・無冷」の酒の事である!
posted by umaiosake117 at 11:15| Comment(1) | TrackBack(1) | ■お酒のトリビアの泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もこのページの通り理解していました。 しかし、日本酒造組合のページでは、「冷やは冷蔵庫で冷やした酒、15℃以下」と書かれています。 室温は「常温」と書かれています。 また、ここでは「冷酒」という言葉も載っていて、ではこの冷酒は何℃? どうなっているんでしょうね。
Posted by タナカ at 2011年06月03日 03:06
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冷や・常温・冷酒
Excerpt: 居酒屋で酒を呑むとき、僕はたいていは夏でも燗酒を頼む。これは以前から言っていることである。酒はその方が絶対に旨い、とまでは言わないが、まあ好みである。杯またはぐい呑みに注ぐ、という作業が好きという側面..
Weblog: 凛太郎の徒然草
Tracked: 2006-08-21 00:24
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