2006年02月03日

日本酒ビンテージ物語

最近酒造年度(BY)の表示のある日本酒を見かけるようになりました。
しかし、まだまだ、少数です。何故でしょう?

伝統的に日本酒は、1年で飲みきるものでした。
1年経った酒と新酒の酒とでは、あまりにも酒質が違うので、端境期には新酒と古酒をブレンドして大きく味を変えないようにしていました。

これでは酒造年度は表示できません。

しかし年度を表示しない一番大きな理由は、長く熟成させる酒を造る必要を感じていなかったからです。
長く熟成させてよくなる強い酒を造るには、手抜きの無いしっかりとした造りが必要です。

また、早く売ってしまうほうが、経営的に楽です。

鳥取県の某蔵で純米吟醸をお酒を熟成させて6BY、7BY、9BYを飲み比べたところ、7BYより6BYの酒の方が若いと言う現象が出来ています。

当然のことながら、日本酒は毎年に違った気候で、違った質の米で造られます。
結果、毎年程度の差こそあれ、違ったかたち、年の個性があります。
違うことは悪いことではなく、まさしく個性です。

酒造年度毎の酒がもっとたくさんあったら楽しいと思います。
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posted by umaiosake117 at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ■日本酒の賞味期限 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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